「言ってることとやってることが全然違う」
「すごいこと言ってるけど結局何もやっていない」
という事があります。
そういう人というのは、
「自分は考えているから考えていない人とより偉い」
「自分は頭がいいからやれば成功する」
そんなふうに考えてしまうのです。
確かに頭が良くてその思い通りに行動すれば成功するのかもしれませんが、現状は結局何も行動していないし成功もしていないのです。
そのイメージ通りに行動すれば良いのかもしれませんが、それは本当にその通りに行動できるのかということはやってみなければ分かりません。
理想を掲げていることはとても立派な事ですし素晴らしい事です。
何も考えていなくて何もしていない人に比べたら遙かに良いのかもしれません。
けれどその結果、何も行動していないのなら何も変わらないのです。
そしてそのまま最後までなにも行動しなかったとしたら、何も考えていない人と差は一つもなかったことになってしまいます。
どんなにすばらしいことを考えていたとしてもその考えの通りに行動して現実にしなくては意味がありません。
それなら何も考えていないけど現実はしっかりと生きている人の方がずっと良い結果と言えるでしょう。
何を考えたのではなく、何をしたのかということが本当に大切なのです。
どんなに、自分は悟った。これでもう自分の人生は成功したも同然。
と思っていたとしてもその結果、誰にもその悟りを発信しないで、自分だけ悟ったと思って生きていても、それは本当に成功なのかというと疑問に思ってしまいます。
それで本当に心の底から自分は幸せで、一点の曇りもないと思えているのならそれはそれでいいのかもしれません。
ですがそれだけすごい悟りを得たのなら、人に発信して人助けしたほうが自分のためにも他の人のためにもなるはずです。
自分だけ悟って自分だけ救われていたら、それは自己満足になってしまいます。
それをたくさんの人と共有して、それによってたくさんの人が救われたのならそれは本当に素晴らしいことだと思います。
成功なんてものは自分が成功だと思えば成功ですしそんなことは自分次第です。
何が成功で何が失敗かなんて誰にもわかりません。
ですがしっかりと行動してたくさんの人が救われたとしたら、自分がどう思うか分かりませんが周りの人は感謝してくれますしあの人は成功者だ。
素晴らしい人格者だと思ってくれるでしょう。
何も言わないで何も行動しなければ、誰もあなたのことは知らないし現実はなにも変わっていません。
自分がなにが正解かなんてわからないのなら、せめて行動して自分の理想の世界を作り、みんなが幸せだと思う世界にする方が良い結果と言えるのではないでしょうか。
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あとがき
イメージしたり考えたり目標を持つことはとても大切なことです。
目標がなければ行動出来ませんし、どこに向かっていって良いのか分からずに迷ってしまいます。
理想を持ったり夢を持つことは素晴らしいことです。
しかし理想を持ったからといって何もしなければ何も起きません。
自分の中で目標を持った自分に変わりますが現実は何も変化していないのです。
その理想や夢を現実にするためには行動していかなければいけないのです。
行動しなければ何も始まらないのです。
せっかく良い目標や理想を持っているのならどんどん行動して現実に変えていきましょう。
そこから理想ではなく現実が始まっていくのです。
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