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子供の頃は大人になったらもっと自由でもっと完璧な存在になると思っていた。

子供の頃に思っていた大人のイメージはもっと何でも出来るし、もっと自由で、もっと楽しくて、もっと完璧な存在になれると思っていた。

子供の頃はそう夢を見ていた。

しかし実際に大人になってみると子供の頃から何が変わったのだろうかと思うほど変わっていない。

子供の頃は大人になる事を夢見ていた。

きっと大人になったら何でもできるのだろと。

しかし大人になったからってなんでも出来るようになるわけでもなく夢に見ていたような現実はなかった。

理想と現実というのはそれだけ開きがあるのだけど、今の現実が絶望的で最悪なものかというとそんなものでもない。

子供の頃に夢見ていたような大人ではなかったけれど、それでもそんなに悪いものではない。

確かに子供よりは自由がある。

その代わりに責任があるだけ。

子供の頃よりも楽しいこともたくさんある。

ただ辛いことも多いだけ。

子供の頃よりも何でも出来るようになった。

しかし、出来ない事もたくさんあるということに気付いただけ。

子供の頃に夢見ていたものはある程度叶っているのかもしれない。

しかしその裏に隠されているものを子供の頃は知らなかっただけ。

どこに向かっても、どんな人生を歩んだとしても、子供でも、大人でも、どんな事にも良いところがあれば、悪いところもある。

それがこの世の中の仕組みだと大人になって気付いた。

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